コラム

Internet Explorerサポート終了

この度、弊社ではマイクロソフト社発表の「2022年6月15日:Internet Explorer(以下IE)のサポートを終了」に伴い、同日をもって制作及び更新業務から「IE での表示や機能においてのサポートを終了」いたします。

Internet Explorer(以下IE)と言えば古くはインターネットブラウザといえば「IE」といっていいほど、ナンバーワンのシェアを誇っていました。

Windows はもちろん Mac の標準ブラウザであった時代もありました。
今では【e】のあのマークが懐かしいと感じてしまします。

Internet Explorerサポート終了の公式発表

このたび、米国時間5月19日、マイクロソフト社は「IE」のサポートを終了することを発表しました。
最新バージョン 11 を含む「IE」は、2022年6月15日に完全にサポート対象外となります。
このサポート終了は、今までのセキュリティ対象外とは異なり、IE自体が機能しなくなることを意味していると推測します。

Internet Explorerの歴史

1991年に世界は初のインターネットブラウザ「WorldWideWeb」が開発されました。
現在のURLに「www(WorldWideWeb)」がついているのは、この名残なのでしょう。
その後、初めて画像が扱えるインターネットブラウザ「Mosaic」が登場し、さらにその翌年には、「Netscape Navigator」リリースがリリースされました。
「Netscape Navigator」の最盛期は世界シェア90%と独占し、インターネットが身近な存在になる足がけとなりました。

1995年、その流れに乗るべく、Mosaicの開発元からライセンスを引き継いで発表したのが、マイクロソフト社の「IE」です。
その頃圧倒的なシェアを誇っていた「Netscape Navigator」に対抗すべく、独自のOSであるWindowsに同梱させヒットを狙います。
予想通り「IE」の利用者は瞬く間に広がり、2002年には95%のシェア率となりました。

一方、経営難に悩まされていたアップル社に対し、MacOSのデフォルトブラウザとしてIEを搭載する。という条件で、マイクロソフト社はアップル社に出資したことにより、マイクロソフト社は、OS・インターネットブラウザともに敵なしの時代が続くこととなります。

長い時代王者であった「IE」であったわけですが、セキュリティに多くの課題を抱えており、Web標準の順期よりもセキュリティ対応を最優先としたため、それ以外の対応が後回しになった、という説があります。
「IE」はセキュリティ対策を進めていくわけですが、その間に「Netscape Navigator」の後継である「FireFox」また、Google社の「chrome」等が発表され、インターネットブラウザの戦国時代が始まります。
この時代に発表されたインターネットブラウザは「IE」の課題とされていたWeb標準基準に重きをおいていたため、「IE」vs「その他のブラウザ」という構図が生まれ、「IE」はその他のブラウザに押しつぶされるように衰退の一途をたどる結果に。

前述しましたが「IE」は、Web標準基準に遅れを取っていたため、我々のような制作者・開発者にとって、ある程度のシェアを持っている「IE」でも表示を崩さないようにと、相当頭を悩ませられました。
Web標準基準の「css」に加えて「IE」用にも「css」を書かなければならなかったからです。
これは、「IE6」から始まり最終形態の「IE11」まで続くことになります。

インターネットブラウザ国内シェア(2022年3月)

1位:Chrome(69.01%)
2位:Edge(15.23%)
3位:Firefox(5.72%)
4位:Safari(5.44%)
5位:IE(2.62%)

サポート終了のアナウンスもありながら未だに 5位(2.62%)にランクインされているあたり、
利用者の関心の無さが垣間見えます。

まとめ

Web業界では、長年に渡り「IE」での問題を抱えてきましたが今回のサポート終了に伴い、モダンブラウザへの対応が加速すると推測されます。
今まで、「IE」でも同様の機能を実現すべく試行錯誤または「IE」のために実装できないケースが多々ありましたが、その問題も少しは緩和され、制作の方法も変わっていくことでしょう。

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